ラジオについて | ラジオ受信機は真空管から始まり、トランジスタラジオ、ICラジオなどに変化しています。弊社の商品はICラジオになります。 周波数を合わせる方式は大きく3つに分類されます。 ・アナログチューニングタイプ ・アナログチューニングデジタル表示 ・デジタルチューニングデジタル表示 それぞれに特徴がありますので、ご自分の用途に合った製品をお選びください。 ・アナログチューニングタイプは、安価で使いやすく感度も良いものが多くあり ます。 欠点としては温度変化の激しい場所では周波数がずれ易い性質がありま す。 ・アナログチューニングデジタル表示タイプは、周波数を覚えていればラジオ 局を選局しやすくなります。 欠点としては温度変化の激しい場所では周波数がずれ易い性質がありま す。 ・デジタルチューニングデジタル表示タイプは、自動選局ができたり、ラジオ 局をメモリーしたりできるので、多機能を使いこなせる方には便利です。 価格が少し高価になります。 |
感度について | 電波は目に見えませんが、特徴がわかるとラジオ局をより良く聞くことができます。 ポケットラジオは大きさを小さくするために内蔵のアンテナは小さくなります。 しかし、地域のラジオ局を手軽に聞くことが出来ます。 弊社が販売しているホームラジオなどと比較すると感度は少し低くなりますが、電波の弱いラジオ局を雑音の中から聞くための製品ではありませんので、実用十分な感度です。 ホームラジオは比較的大きなアンテナを内蔵していますので、同じ条件の場合は多少聞きやすくなります。しかし、ホームラジオで受信できるラジオ局はほぼポケットラジオでも受信できます。 感度より微調整して受信出来る点がその差に出ます。 ラジオの向きや置く場所を変えることで、感度は大きく変化します。そのため、受信する放送局によっても向きや置く場所を変えることでより良い受信が出来るようになります。 |
よくあるお話 | マンションなど鉄筋で建造された建物の中では電波が入ってこないため、聞くことができない場合があります。 自宅などでは、窓側に近づいてお聞きください。 エレベーターの中などは金属に遮蔽されるため、突然聞こえなくなります。 ビルの地下や地下街などはラジオ局が受信できません。 |
選択度について | 「受信したい放送局が受信できない。」という話が時々あります。 場所によって一部の放送局の電波が強すぎて、電波の弱い局が強い局に隠れてしまう場合があります。 弊社はほとんどの製品に「フィルタ」という部品を使い、弱い局と強い局を選局できるようにしています。 そのため、弱い局もキチッと分離して選局できます。 選択度というのも目に見えませんが、ラジオにとって重要な性能の指針です。 |
選択度について | 「聞きたい放送局が受信できない」というご質問が時々あります。 感度の問題ではなく、選択度という性能が関わっている場合があります。 電波の強い局に電波の弱い放送局が隠れてしまうのです。 弊社のほとんどのラジオは「フィルタ」という部品を使用し、その性能を良くしていますので、弱い局もキチッと選局できます。 ホームラジオは「フィルタ」の他に選局部がゆっくり回る微調整機構を採用しています。 そのため、放送局の選局がよりやり易くなっています。 ポケットラジオMR-200もその機構を採用し、小型ながら選局しやすい製品になっています。 |
電池について | ラジオを乾電池で使う場合の実使用時間は、使用状況により大幅に変化します。 イヤホンで小さな音で聴く場合と、スピーカーで音量を最大にして聞く場合はその差が約5倍も差があります。 また、気温が低い場合は乾電池の能力が低下するため、使用できる時間が短くなります。連続して聞く場合と、1日1時間程度を繰り返し聞く場合も、トータル使用時間は違います。 実使用時間に関してはあくまでも目安としてください。 乾電池はアルカリ乾電池を推奨しています。より高容量のオキシライド電池などもより長く使用できます。 なお、充電池は基準電圧が1.2Vのためご使用には適しません。 |